研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 中
スマホSNS利用・Stroop課題によるメンタル疲労は、ベンチプレスのForce-Velocityプロファイル・1RM・垂直跳びには影響しない ― ランダム化クロスオーバー試験
Alix-Fages C, Baz-Valle E, González-Cano H, Jiménez-Martínez P, Balsalobre-Fernández C
発表年2023
被験者数n=25
掲載誌Motor Control
著者Alix-Fages C, Baz-Valle E, González-Cano H, Jiménez-Martínez P, Balsalobre-Fernández C
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
Summary
サマリー
訓練経験のある成人25名を対象としたランダム化二重盲検クロスオーバー試験。30分間のスマホSNS利用とStroop課題(認知的干渉課題)はいずれも対照条件よりメンタル疲労の自覚を有意に高めた(SNS: p=0.007、Stroop: p<0.001)。しかしベンチプレスのForce-Velocityプロファイル・1RM・垂直跳び(CMJ)のいずれの指標にも有意差はなく、効果量も無視できる〜小さい範囲(≤0.24)にとどまった。メンタル疲労を自覚しても、最大筋力・パワー発揮の単発測定には表れにくい可能性を示す。
Key Findings
この研究で分かること
- 1
スマホSNS利用30分・Stroop課題のいずれも、対照条件よりメンタル疲労の自覚を有意に増加させた
- 2
ベンチプレスのForce-Velocityプロファイル・1RM・垂直跳び(CMJ)には有意な変化が見られなかった
- 3
効果量はいずれの指標でも無視できる〜小さい範囲(≤0.24)にとどまった
- 4
対象は訓練経験のある成人25名。最大筋力・パワー系の単発測定では、メンタル疲労の影響が現れにくい可能性を示す
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