研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 中
アゴニスト・アンタゴニスト複合レジスタンストレーニングが上半身の筋力と筋肥大に与える影響
Robbins DW, Young WB, Behm DG, Payne WR
発表年2010
被験者数n=24
掲載誌Journal of Sports Sciences
著者Robbins DW, Young WB, Behm DG, Payne WR
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
Summary
サマリー
拮抗筋(アゴニスト・アンタゴニスト)をペアにしたスーパーセットと通常トレーニングを比較したRCT。拮抗筋スーパーセットは通常の同等ボリュームトレーニングと同等の筋力・パワー向上を示しつつ、トレーニング時間を有意に短縮した。
Key Findings
この研究で分かること
- 1
拮抗筋スーパーセットは通常のストレートセットと比較して筋力・パワー向上に有意差なし
- 2
拮抗筋スーパーセットはトレーニング時間を平均32%短縮した
- 3
一方の筋を鍛えている間、拮抗筋が休憩・回復しているため疲労蓄積が少ない
- 4
同一筋群のスーパーセットは拮抗筋ペアと異なり疲労蓄積が大きく、ボリューム維持が難しい
この研究を扱った記事
- 研究 vs 勘
種目の順番は筋肥大に影響するか? トレーニング順序の科学
「コンパウンド種目を先にやり、アイソレーションで仕上げる」「疲れてからのコンパウンド種目は怪我の原因」——種目の順番については様々なルールが語られる。果たして、どの順番でトレーニングを行うかは実際の筋肥大に影響するのか。研究データから答えを探る。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
「スーパーセットは通常トレより効率的」は本当か? 組み方で変わる現実 vs 研究
時間がない日のスーパーセット、拮抗筋ペアで2倍の効率——このやり方はジムカルチャーに根付いている。しかし「スーパーセット=必ず優れている」という理解は正しいのか?ペアの組み方で効果は大きく変わる。
吉崎 槙吾
最終確認: