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研究データ
研究タイプ: メタ分析信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

好みの音楽を聴くことがスポーツにおける身体・心理指標に与える影響 ― システマティックレビューとメタ分析(メタ回帰付き)

Niering M, Zirkel B, Munkelt P, Gellert F, Beurskens R, Seifert J, Glahn A

発表年2025
被験者数n=855
掲載誌BMC Sports Science, Medicine and Rehabilitation
著者Niering M, Zirkel B, Munkelt P, Gellert F, Beurskens R, Seifert J, Glahn A

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

41件の研究(被験者855名)を統合したメタ分析。好みの音楽(PML)を聴くと、非好みの音楽や無音の条件に比べて、失敗までのレップ数(筋持久力。効果量は抄録 SMD 0.72 と本文 1.19 で食い違う)・モチベーション・感情(ポジティブな気分)・パワー出力・最大筋力で有意な改善がみられ、RPE(主観的運動強度)は有意に低下した。ただし研究間の異質性が大きく(I²=75〜96%)、一部の指標では出版バイアスの可能性も指摘されており、効果量の解釈には注意が必要。

出典(原文を確認する)

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DOI: 10.1186/s13102-025-01470-2

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 測定したアウトカム・研究デザイン身体指標の効果量が抄録と本文で食い違うことを明記した(筋持久力 0.72 対 1.19、最大筋力 0.53 対 2.37、パワー出力 0.47 対 1.93)。以前は 1.19 を主要な効果量として提示し、その後 0.72 を主として 1.19 を『3条件をまとめた値』と説明していたが、後者は本文の Methods の記述と合わないため取り下げた。被験者855名・異質性 I²・Egger の回帰の結果も全文由来である。
訂正履歴
1件を表示
  • 抄録と本文 Results で効果量が食い違う事実を記す形に改めた。過去に採った2つの説明——「1.19 は0.72とは別の集計で訂正不要」(2026-07-28)と「1.19 は3条件をまとめた値」(同日の先行版)——はどちらも本文の Methods と合わないため撤回した。変更履歴
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    41研究・計855名(女性282・男性573)を統合。3,146件をスクリーニングして選定した。

  • 2

    心理面では、主観的運動強度が低下(SMD −0.36、95%CI [−0.65, −0.08])、モチベーションが上昇(0.85、[0.60, 1.10])、感情反応がより肯定的に(1.16、[0.13, 2.20])。

  • 3

    身体面では、筋持久力・最大筋力・パワー出力で有意な条件間差が報告されている。ただし効果量が抄録と本文で食い違う。 抄録は 0.72([0.42, 1.01])・0.53([0.20, 0.85])・0.47([0.12, 0.81])、本文の Results は 1.19([0.47, 1.90])・2.37([0.72, 4.02])・1.93([0.32, 3.54])。本文の Methods はすべての SMD を PML と比較条件の事後値の差として算出したと記しており、この食い違いを説明する記述は見つからない。

  • 4

    スピードと有酸素持久力には利点が認められなかった。 音楽が何でも底上げするわけではない。非好みの音楽は無音よりわずかに高い値を示した指標もある。

  • 5

    研究間の異質性が高く、非好みの音楽との下位群比較は一貫しない。Egger の回帰では、モチベーション(t=10.26)・筋持久力(t=6.85)・有酸素持久力(t=15.62)・パワー出力(t=3.29)で有意な出版バイアスが検出され、RPE・最大筋力・感情反応では検出されていない(いずれも全文の記載)。

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