靴の種類(裸足・走用・リフティング)がスクワットの関節負荷分配に与える影響
Southwell DJ, Petersen SA, Beach TAC, Graham RB
研究はまだ限定的で、今後の検証が必要な段階
サマリー
経験者24名を対象に80%1RMスクワットを裸足・走用シューズ・リフティングシューズで比較。靴種によって関節負荷は「良い/悪い」ではなく股関節と膝の間で再分配されることを示した。
検証の内訳
- 書誌照合
- Crossref と照合済み
- 内容照合
- 本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団急性のバイオメカニクス研究であり、傷害リスクや長期の適応を測ったものではない。対象は経験のあるウエイトリフター24名。
- 編集の確認
書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について
この研究で分かること
- 1
経験のあるウエイトリフター24名(男女各12名)が、80%1RMのバックスクワットを裸足・走用シューズ・リフティングシューズの3条件で実施。
- 2
膝の伸展モーメントは、走用シューズとリフティングシューズのどちらも裸足より有意に大きかった(p=0.001)。
- 3
股関節の伸展モーメントは逆で、裸足がどちらのシューズよりも有意に大きかった(p=0.004)。負荷は良し悪しではなく股関節と膝の間で再分配される。
- 4
膝の外旋モーメントはリフティングシューズが他の2条件より有意に大きかった(p=0.002)。
- 5
股関節の回旋モーメントも条件差があり、裸足は靴を履いた条件より内旋モーメントが大きく、外旋モーメントが小さかった(外旋 p=0.005/内旋 p=0.003)。
関連する研究
リフティングシューズがスクワットの姿勢・体幹前傾に与える影響 ― 急性バイオメカ研究
Journal of Strength and Conditioning Research, 2012
大学生25名を対象とした反復測定クロスオーバー研究。リフティングシューズを履くと走用シューズより体幹前傾が減り、腰部せん断ストレスの軽減が示唆されたが、しゃがみの深さは増えなかった。負荷は60%1RMのみ。
走用(クッション)シューズ・裸足・リフティングシューズでのスクワット動作と筋活動
European Journal of Sport Science, 2015
経験のある男性14名を対象に、70%1RMスクワットを3次元動作解析とEMGで計測。走用(クッション)シューズは裸足よりスクワット深度・膝屈曲・大腿直筋の活動を増やした。被験者は主観的に裸足を好んだが、その選好を裏づけるバイオメカ的根拠は見つからなかった。
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吉崎 槙吾
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吉村 浩嗣
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